アパレル業界では、国内市場が頭打ち(現在の市場規模約9兆円)となり、ニーズが多様化する中で、少子高齢化、若者のファッション離れが進み、今後10年間で、市場規模が6兆~7兆円までに減少し、アパレル企業は半分以下になっても不思議ではないと言われています。

そのような中、この2~3年の暖冬による冬物の販売不振で業績が厳しいアパレル企業に追い打ちをかける形でのコロナショックで、事業継続が困難になる企業が急増し、アパレル業界は危機的状況にあると考えています。

このままでは、近い将来、多くの中小アパレルブランドは消滅する。
何かこの業界のためにできることないか。

そこで、資産家・投資家等の協力も得て、窮境に陥った中小アパレルブランドの再チャレンジを応援するプリンシパル投資会社の設立をすることになりました。

具体的には、窮境に陥った中小アパレルブランドの過剰部分(過剰在庫、過剰店舗)を投資実行時に整理(私的整理、法的整理を活用)した上で、投資実行後は、ハンズオンにて経営管理、販売、仕入、物流、商品企画のプラットフォームの共有化等によって、単独の中小アパレルブランドでは難しかった経営環境を整備することで、中小アパレルブランドの存続とReブランドによる再成長を支援することで、生活を基本となる衣食住の「衣」の底上げに貢献していきたいと考えております。

アパレルReSTARTファンド株式会社

代表取締役社長 高橋 浩二